今日は、千駄木の記憶の蔵へ。
父が音楽を担当した、1975年のドキュメンタリードラマ映画『虹ふたたび』約40分を主催の新津様からご連絡をいただき鑑賞してきました。フィルムの収縮が見られるとのことで途中切れてしまうのではないかと危ぶまれましたが、最後まで観ることができました。
全盲の10歳の男の子と俳優・詩人の内田良平さんが北海道から長崎まで全国の障がい児施設を訪ねて回るという内容で、父の若き夢溢れる歌のエネルギーがナレーションの役目を果たしており、文明への批判、障がい者との関わり方について考えさせられる作品となっておりました。父が世相と共に社会問題に注力を注いでいた時であり、その後民話の世界へ移りゆく間の作品で、私の知らない若き父の世界に触れる事ができました。貴重な上映会に参加させていただき、新津様、そして皆様ありがとうございました。