歌舞伎の大名跡である菊五郎の襲名、何としても初日を鑑賞したく、團菊祭昼の部へ行ってきましたぁ。八代目尾上菊五郎・六代目尾上菊之助襲名披露興行。七代目菊五郎さんも健在ですので、なんとなんとタブル菊五郎の誕生です。
一幕目の『寿式三番叟』は、皆さんの緊張感が伝わってくる舞台。ニ幕目の『勧進帳』では、團十郎との絆を感じる舞台。そして何よりも四幕目の『京鹿子娘道成寺〜三人花子にて相勤め申し候〜』は、圧巻。八代目菊五郎、六代目菊之助そして玉三郎の三人の白拍子花子。
とにかく11才なんて忘れてしまうくらい、菊之助君の舞が立派。
三人花子が美しく素晴らしすぎて、涙涙…。そして会場が割れんばかりの拍手。
歌舞伎座にいる全ての方々がみんな喜んでいるのが伝わってきます。本当に凄い舞台でした。
亡くなられた吉右衛門さんも天国で喜ばれてますね。
もちろん後日夜の部も行きますが、もう一回『京鹿子娘道成寺』は一幕で観たいです。
音羽屋さん、おめでとうございます。