私が産まれる前から、父の音楽の良き理解者であり、私が歌物語を受け継いでからは、我が子のように可愛がって下さった青山眞代ママが、7日天国へ旅立たれました。
数日前からおしらせの神様が現れ、偶然にも亡くなる前日「熊野 クセ」を舞っておりました。
熊野のお話は、平宗盛に仕えている熊野(ゆや)が、このところ故郷の母の病状が思わしくないと聞き、故郷に帰りたいと、休暇を願い出るやり取りが描かれています。
偶然とはいえ、今あるもの関わるものには全て意味があり、生きていく為のメッセージがそこにあるのだと、深く受け止めております。
来週には、某会にて「歌物語と私 高岡良樹から受け継ぐ心」という論を学識高き先輩方の前で発表いたします。涙を拭いて悲しみ乗り越えて、新たな一歩を踏み出します。